※某所より転載


あの『問題作』からそんなに時間をかけず、家庭用ハード移植版的なのが登場!と言うわけらしいので、今回は安心して、桜花や回天に乗った気持ちで読んでください!



取扱説明書~A One more time for Before Reading.

―取扱説明書は必ずよく読みましょう。それが何よりも大事です。

----原作準拠です(とりあえず)。
----(真・)中華一番!の二次創作小説です(普通に)。それから、元となった前作:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3189591 ・http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3189618 はこちらになります(けど)。
----全体的にいって話全般は、『まるでわけがわからないよ』の難易度です。即ち『NOBIS』くらいの難易度。
----あれから、不純物は取り除いていません。いろいろ可笑しいです(特に作風と全体的なノリとこの作品を書いた筆者が)。
----相も変わらず、本編の世界観とストーリー構成とまるで真逆です。暗い上に、重すぎるのは変わっていません。
----結論:マジキチ小説だよ(死んでお詫びしますの構え)☆

・シナリオジャンプ(※某誌とは無関係)機能について解説。

平たく言えば、バトルガレッガ等にあったステージセレクト機能です。家庭用(コンシューマ)のゲームにはほとんど付いているプラクティス機能だとも言います。

つまり、好きな話だけを読んだり、自分で好き勝手に順番を決めてから読めます。話のタイトルについてあるリンクを飛ぶと、その話が読めます。それから、-Retern To Title.、の隣にあるタグ(らしき何か)で最初のメニュー画面的なページに戻れます。…ただそれだけの、実に原始的な機能です(ゲームブック以下)!

一例:Reason of The LAY.ルート・段々と展開が冷えていく前作通りの進み方。

3→12→4→5→10→7→8→9→6→11→13

…それでは。用意はよろしいですか、ねぇ?


     PLEASE PRESS A START BUTTAN.


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MENU~黄昏の神々.

-The Cycloid ORIGIN.3ページへ
-Imperishable Hope(less)~蓬莱人形.4ページへ
-Like a Wonderful Rapture~養生の桃.5ページへ
-神話の消えた時代.6ページへ
-The Leaden Heart~鉛色の空を飛ぶオオトリ.7ページへ
-GRAVEYARD~遠のく空.8ページへ
-Ugly Heart and Dirty Destiny~美しい因果と醜い人生.9ページへ
-三十路前半男性・職業;梁山泊統領兼黒麟厨師(一人称;僕)~Toward The AWay.10ページへ
-THE Ideal Being~理想存在.11ページへ
-守護者と決戦厨具~Metapher of The Clock.12ページへ
-Oldhoods' End.13ページへ


-カイユ様は言った。「愛が足りない。」
-マオが言った。「それは愛じゃない!」


   厨師準備中――NOW LOADING…。




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-The Cycloid ORIGIN.


居心地の良い深淵。響きが美しい心音。仄暗い夜。

…そんな安らぎの中で。僕は瞑想を…、不老長寿を得るための…、仙道の…、古来よりの…、その自分を見つめる為に…、その精神的修行をするために…。…そっと、…目を閉じて、ゆったりと。

…それは、まるで死ぬ時に見る走馬灯であるかのように。
それは、まるで自分のどす黒く救いようの無い行為を直視するかのように。

…そっと静かに、過去のことを一つずつ順序よく、ときに順不同に思い出していく。…当然かつ必然的に、物心づいたその時からのもっとも初めの記憶から、間違えようの無いつい昨日と今朝の記憶までも…。

…。一つ一つが黒く、または白く、時に色彩やかな思い出だった。

…。辛く苦しいこと、悲しいこと。気休め程度にしかならない楽しい喜ばしいこと。ただ単に嬉しかっただけのこと。

『驚嘆』すべき名作に触れたときの感想と気分。あのバカどもと付き合っているのを苛立ちながら耐えている場面(シーン)。

聖人君子その人である宋江様との出会い。そして、五虎星に多くの成人した男や女にねたまれ、そしられながらも、彼等彼女等の反対と罵倒を押しのけて、それらのモノ達より、明らかにふさわしいミラとジュチを迎えたあの重要な節目。

アルカンと出遭った記念すべき出会い。エンセイに誉められたはじめての出来事。ジュチをなんとなく拾ってしまった運命の…。して、どんな女よりも才能のあるミラを発見した日。濫読に費やす日々。少年時代の苛められ虐げ抜かれた記憶。

誰にとっても、人生は辛く悲く、そして惨い。決して、良いモノでは無い。喜びに身悶えするより、苦しみに身悶えする方が多い。楽しいより悲しいことの方が多い。

…だが、その真実をまともに見つめず、そして、受けきれずに心地よい笑いに美食、宴会に猥談、それに悦楽などという愚策によって逃げようとなどは思わないことだ。


―悲しみの家にはいるのは、宴会の家にはいるのにまさる。死はすべての人の終りだからである。生きている者は、これを心にとめる。

―悲しみは笑いにまさる。顔に憂いをもつことによって、心は良くなるからである。賢い者の心は悲しみの家にあり、愚かな者の心は楽しみの家にある。

…だから。


-Return To Title.2ページへ 

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-Imperishable Hope(less)~蓬莱人形.

…上海には、金髪碧眼の美少女、アリスと言う御人形さんみたいな美少女がいる。『Girl:A(少女:A)』それがハイカラで上海で味わえる紅茶の香りがする彼女につけられている『とりあえずの名前(コードネーム)』なのだ。

…オレがその『アリスという少女』のことを話すと、不思議と乾翔子さんが彼女に興味を示す。…『金髪碧眼』と言うところにもっと惹かれたのだろうか?…それとも『純朴で幼い少女』と言う永遠のテーマに?

…だが、かなしいことに、その永遠のテーマには、興味どころか最初から要らないとして吐き捨てているヤツがいる。…司馬雷鳳。
『巨乳の姉ちゃんが一番オレの正義(ジャスティス)!』だという、あまりにも分かり易過ぎてアレすぎるヤツ。…そして、その中間が響雷蔵。初めから聞き捨てない。初めから好奇心に任せて食いついてこない。

…。良い人だ。

ああいう完成された礼節と形式を持つ日本人を見ると、度々日本人は中国人より道(タオ)に生きていると言うのはきっと本当なのだろう…、と思ってしまう。…悲しいモノだけれども。

…そして、サムライとしての武器、レガリアとしての祭具として彼が持っているダマスカスは彼の高潔さと至高なる精神を表している。…だが、一つだけの独特なところは、刀剣は純粋な日本のモノではなく、その剣自体は中東発祥なくらいだろう。日本と中東の共通点。御縁。関連性。絆。普段は見えない隠れた真実。

…むぅーん。錬金術と冶金術、それに玉鋼とダマスカス鋼…。

…やれやれ、難しいな。料理以外にもまだまだ勉強が必要だろうか。それ以上に、料理の勉強をしなければならないのだろうか。…そうだろうか?

…そうだ。もっと精進しなくてはダメなんだ。

…はぁ。…それにしても、司馬雷鳳。あいつは走ると音よりも早いが、それ以外に問題がありすぎる。

人類はどいつもこいつも病気であり、そして地球の癌だ(Human beings are a disease, a cancer of this planet.)と言うけれども、あいつにそれは、よくよく途轍(とてつ)も無いほどに集約されているとつくづく思う。

…まず、他生物との共存と言う思想が無い。乱獲はしないが、それっぽいことはかなりする。温泉に入っている、かつて自分が攻撃した被害者にも、一切の容赦無し。つまり、全くを以って、自然に優しくない。日ごろ世話になっている人間の癖に手厳しい。…一体何様なんだこいつ!?

…それに、日々読んでいる春画集の種類がやたらニッチな方向性に富み始めている…。大丈夫か。問題ないのか。

相棒であり弟分の司馬雷鳳。その所為か、響雷蔵はいつもため息ばかり付く。むしろ、ため息しかない。ため息。それは、あいつと変なめぐり合わせで出会ってしまう動植物も同じである。…オレもそうだけど。

…。嗚呼そうだな…。と響雷蔵は、いつもどおりのため息をつきながら言う。「…何か手がかりがあればなぁ、有力な情報でも良いんだけどなぁ。」

有力な情報…?

…あっ!

オレはふと、少しだけだけど、いろいろな話をしただけなのだけれども、以前それについて、とある紅い髪の毛をした女の子から聞いた情報を思い出した。まさに一瞬の『閃き』と呼ぶべき感じのだった。それを三人に話した。そして、こんなこともわざわざ要らないのに、語った。

…その女の子はなんとなくだけれども、あのメイリィに似ていた。…だから『とりあえずの名前(コードネーム)』はホン・メイリィ。…だと。

「…で、その最も有力な情報って。」
「…わかったよ。」

…人形租界の夜。竹林にある御邸。貴重中の貴重とも言える情報から導き出された処。…そこがアリスの居場所だという。

…。四人で来てみた。案外というか意外に近かった。正直拍子抜けした。何これ(気が抜けた)。幸か不幸か、ラッキーかそれの逆か、それでも。…竹林のみょうちくりんな御邸はやはりあった。存在感ありすぎるくらいに。そして、躊躇無く中に入る。人は居ない。…当然だ。

…だけど、人の姿が見えた。洞窟で上映される影絵物語のような人影。なぜだ?オレ達はそれを確かめるべく、ほぼ超反応的に近づいた。その正体を完全に見て、わかったときに。流石に、オレ達は驚愕した。…それが噂にいう『アリス』、あの彼女だということわかった。

…ただし、彼女は金髪碧眼などではなかった。…銀髪紅眼。首を吊った種族:人間の少女くらいな大きさをした人形。…いや、人間?

…!!…いや。

…アリスという名の少女、その正体。確実に『人間』ではない。明らかに『人形』だった。まるで魂の入っていない、まるでもぬけの空、そしてミイラ。首吊り自殺をしつづけているミイラ。そして、そのような状態で展示されている人形。

「…!」一同は沈黙する。これは一体…?

「もしかして、アレか…?あの『首吊り蓬莱人形』の…。」
「…知っているよ。首吊り蓬莱人形の御伽噺は…、……でも。まさかアリスが、アリスがッ!…そうだった、……なんて。」

…首吊り蓬莱人形の御伽噺。

…それはそれは。むかしむかしの。不老不死の人間が辿る運命を面白おかしく描いた子供向け御話。

…とても他愛の無い話だが、最後の最後には不老不死の人生に希望が見えなくなり、絶望だけが残って、未来永劫にわたり首吊りを続ける、という終わり方の話。

…不老不死に永遠の命。…そして、オレ達の師匠、久我清明。

…そんな酷くバカげたこと(それこそLunaticな)を一体誰が望むってんだ?…嗚呼、確かに。オレたちの師匠が今そういう状態みたいな感じだったりするけれども。

…それでも、師匠には生きる希望がある。…だから、オレたちが救い出すんだ。

…人生って言うのは、いつも希望がある限りの話だ。もし、それがなくなってしまえば、死んでいるのと、どこまでも同じだ。

…本当に、不老不死だなんて、それこそアホみたいな話だ。…いくら不老不死でも、不老不死だとしても、いつまでも希望を持ち続けられる可能性なんて、そんなに高くはない。…むしろ、限りなく低いのだろう。

だから、アリスちゃんがいまこうして『ミイラ』になっているのは、わかるさ。師匠とは逆なんだ。師匠とは。

とんだ無駄であるようで、そうでない出来事。このように、大事な程に暗示や示唆は常にわかりづらいのだろう。

…さて、もう帰ろうか。…上海の暖かい紅茶がオレたちを待っているから。

…。

…ところで、雷鳳がいきなりフードハンター業のことを言い出す。「あのさ、雷蔵。ハラ減ったし、オレ妖怪兎の肉、さっきかなり取ってきたんだけどさ。丸焼きにして食べない?丸焼き。」

「…はぁ?!」




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-Like a Wonderful Rapture~養生の桃.

『実を言わない』としても、私は桃の煮凝り(ゼリー)が好きなのだが、あまり自分では作らない。

理由:せっかく作ってもあんまり美味しくない。面倒臭いな上に億劫。基本的に新鮮な生のヤツが良い。…以上。桃の実は本当に繊細なので、それを扱うことを疎ましく思っているのもあるのだろう。…とにかく、『気が乗らない』というだけなのだ。

ああ、うまいのにもったいない。…だが、大の男が桃の煮凝りが好きだというのも、色々とおかしいだろう。…なんか照れるじゃないか。…勿論、私だけが。…なんだか知らないが、もう既に、他のヤツ等には、凄まじいほどに知れ渡っているらしいけどな!

…。

…さて。私は易経を読みながら、桃源郷の桃、仙桃について考える。不老長寿の妙薬、若返りと癒しの奇妙な甘い果物。…生命、そして善悪の知識。イギリスにあるアヴァロンという理想郷では、とても美味いリンゴの果実がなっているという。…ちょうど桃源郷の桃のように。

…やはり、伝説や神話という最高峰の物語は、時に一流の文学者でも適わないくらいに、素晴らしいモノだ。

…。ガタッと音がする。汚らしいオッサン(迫真)が帰ってくる『ような』音。結構動作が強く、荒いからそうだとわかる。…やたら物静かに行動するニンジャや気配を消してから近づいて大斬りを仕掛けてくるサムライでもイヤだが。

…。なんだよ。

「ちょっと桃源郷に行ってきてな…。」
「そうか。」
「そうかじゃねぇよ。」
「そうだな。」
「…、それで土産で持ってきたコレをお前にやろうかな…と。あの崑崙の。」
「…崑山の桃?崑崙水密桃?」

キャプテンムラサ…。村紗水密…。いや、その桃は確か、崑崙山付近で特別に栽培される水密桃。嗚呼、あの自発的な欲が、再びこみ上げる。…。『実を言う』と、あれだけは「一度は食べてみたい」と思った。いや、いつか必ず食べるぞ!、と思った。それぐらい切望した。

「おうよ、…これで、煮凝り(ゼリー)でも作れや。」

こういうので、煮凝り(ゼリー)を作ると、どんなのになるのだろう?不老不死と超人じみた仙人の味。光であり道(みち)である神と永遠の命が、存在すべてが持つ餓えと渇きを癒していく。きっと崑崙水密桃も、そのような感じだろう。神の恩寵(アメージンググレース)。永遠の生命(いのち)、此の世での花のように儚い命と人生に対する。

西洋のある詩人によると『不老不死は王侯貴族と遊び人だけが望むひどい絵空事』だということだそうだが、それは私がまるで人間のクズ(迫真)みたいじゃないか。古代ギリシアとローマに理想を見出したこの世で最も幸福な詩人は、やはり偉大であり、手厳しい。
…。

…嗚呼。それしても…。

「手に入れるのは難かっただろう?…なぁ?」
「…嗚呼、大変だったぜ…。それにしても、あの巨乳の、めちゃ綺麗な姉ちゃん…。此の世で一番って良いくらいに、綺麗だった…」
…おいおい。感想はそれだけ、かよ…。ふざけるな(迫真)!


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-神話の消えた時代.

「麟厨師狩り、か…。」

そういった後の、限りなく諦めに近いため息。支配を司る神はいつも残酷で冷淡。…嗚呼、神よ。広報に書かれていることをまた見返す。明らかにそこらへんの雑魚、としか思えないような麟厨師にも、不当に高い賞金(オッズ)が賭けられている。

…それなら、『五虎星級やそれに順ずる幹部級はどうなるのか?』と言うことについては、時には『脳筋野郎』と揶揄されるシェルでも分かった。

…真っ先に狙われる。狩られる。そして…。

…拿捕か鹵獲か。その二者択一。どの道、死からは逃れられない。…なぜなら。

…『五虎星は絶対不敗』。今はっきりと思い出す。辺境を陣取る夜郎自大の誇大妄想狂が編み出した自己暗示(アファメーション)。…そこには『謙る』や『慎ましい』等という気が効いた単語は、一つも見当たらない。ただあるのは、率直に胸が悪くなる『不遜』な態度。

何もしなくても、上層部は下の人間をそれこそ徒に無駄に若死させていく。…何もかもがイカレきっている。それに、何も理に適っていない全く不自然な思い込み。典型的な原理主義者(ファンダメンダリスト)。

…それは、筆者等にとっては『一億総特攻の魁』にも似た感じだと思える。他者から見れば嘲りと笑いの種。だが、当の本人が気が付ことは無い。

…そして、その『五虎星絶対不敗説』。『大和型絶対不沈説』神話にも限りなく似ている、その祝福が。

…一気に、彼等彼女等にとっての第一死因へと化す。沈み逝く不沈艦。必ず沈むからこその不沈艦。僥倖にして、生き残ったのは性能た低く悪い役立たずの存在、小さき者のみ。

有能さと高性能さを兼ね揃える屈強な存在、そして偉大であり巨大なる存在は、いずれ殺尽くされる。…そのような彼等彼女等に待ち伏せているのは、歴史に燦然と輝く誇り高き勲章で彩られた悲劇と死。賞賛。

…だが、もう無能に戻ることは出来ない!燃料は片道しか用意されていない。…ただ出来るのは、ただ一つ。…特攻のみ!

…まるで屠られた神亀。泥に尾を曳吊っていくことには、少しも堪えることは出来ない…。そこにあるモノ。ただただ、死への憧れと切望だけが、ただただ、それらだけが存在している。

処刑による死と苦痛の後には栄光、そして聖なる傷痕と神の愛だけが来るだろう。…だけれども、誰しもがそれを望むとは限らない。
…そういう人々は、大概『神を信じてはいない』と決まっている。…別に、それでいい。

「きっと神がいたら、人間を食い尽くしていただろう。逆に、人間が神を食い尽くすことも有り得る。…結局のところ、神なんぞ存在しない。ただの商売道具だ。」いきなり唐突に、シェルは無神論的なことを言いはじめる。

「…お前は、本当に脳まで筋肉なんだな。そういって、本当は神を信じているのだろう。…そうだ。巷でよく言う…、」

レオンはシェルの発言が気に食わないから、『名は体を表す』を地で行くように、まさに獅子のように食ってかかる。…そういえば、蛇はよく獅子に絡みつくのだった。

「五月蝿いぞ、レオン。あぁ、そうか…。本当に信心深いんだな…。」…宗教は、その黎明期から闇を照らす光。故に太陽や光は神と崇められ続ける。…タオ泰東。道は東に泰んずる。それに、一条の閃光は救いのきらめき。…光の根源。

「…嗚呼、これが王手(チェックメイト)という何か、なのか。…全員が闇、深い海底のような、どこよりも暗い世界に沈んでいく運命なのか。いや、宿命なのか…?」

「…お前は、宿命論者でもあるんだな。…それにしても。無能であれ、小さき者であれ。…か。」

…彼等彼女等でさえ忘れていた幽玄で奥深い道の教え。

…それは『無能かつ小さき者でいろ』という示唆。

…それが東洋の、中華大陸の、道に根ざした我々の最も偉大な父祖が、神々と大自然から学んだ智恵。…なのだが、我々の多くにはもう馴染みが無い。一部の人間は慶び勇みながら、明るい気持ちでくたばって死んでいく。

だが、彼等彼女等はどうだろうか?

「…アルカンにエンセイに、ジュチ。彼等もそうだが、…あの彼女は、ミラは真っ先に狩られるだろう。カイユを除いた五虎星の面子は、他のどんなヤツをも差し置いて。それこそ、最優先攻撃目標として。」

…麟厨師狩り。狩宝(トレジャーハント)。フードハンターのような、羽みたいに軽々しい愉快な気持ち。多大な賞金。御墨付きの政府公認狩猟対象(リーガルレア)。拿捕に鹵獲。あまりにも狂気じみたその狩りについての色々な名称はあるが、無論、どれも『DEAD OR ALIVE(生死を問わず)』を第一条件にするだろう。

…お前達の好きにするがいい。…煮ても良し焼いても良し。最終的に連れてくれば、弄んでも構わない。…王道楽土は廃れた。…あるのは、頽廃(デカダンス)と黄昏だけ。…あとは、黄金の王朝も滅びゆくのみ。

…なんということだろうか!…清の王朝は血と戦争に餓え始めた。隣国や欧米列強もそうなりつつある。

…だが、清王朝の場合。軍事費はなぜか増えてはいない。…そういえば、最近彼女は軍艦の整備を削減(カット)して、豪華な庭園を造ると言い出していた。…大丈夫だろうか?

…。ふと一瞬、顔を上げる。

「…嗚呼、…それしても。…そうなのか。…そうだ。…そうだったのか。」…レオンは、すぐに察しがついた。

…もうすぐ世界的な戦争の時代が来るのだろう。もう逃れることは出来ない。…破局的な終焉が来る。…やがて、この世界に満ちていくのは死と瓦礫、退廃と残骸だけという時代が来るのだ。



…死はこの世で最も素晴らしく、美しい。その幸いと恵みとを享受せよ。




-Retern To Title.2ページへ

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-The Leaden Heart~鉛色の空を飛ぶオオトリ.

『中華一裏方に強い料理人』ことラン・フェイフォン(蘭飛鴻)。ガレッガシリーズとブラックハートの設定にとても酷似した、主人公の兄ではないのか?と言う説もある。他にも、裏料理界の申し子ではないか?と言う説。浪子:エンセイの血筋的な関係があるのではないか?との説。仙女と深すぎる関係があるのではないか?という説。…まるで『あの子』。

ガレッガシリーズの兄弟、連邦国家の申し子、謎のステルス全翼機、人間らしさは要らない無人の兵器、あまりに高度で新型の技術を、最大限に駆使したことで完成し、ロールアウトされたカリスマボス。バーナー、機雷、そして、『あのワインダー』。『銀河一後方に強い戦闘機』と誉れ高い、軍事帝国主義の連邦国家が創造した『最高傑作』。…但し、稼働時間は約20分。なんと儚い。

…もしかして、彼も『そう』なのだろうか。…だとしたら、彼は短命なのか。彼女の意志が届かなかったように。彼女の願いが泡まつうたかたに消えていったように。駆動時間は20年。その夢幻泡影。

…往く流れは絶えずして。所詮、人間などちりあくた。

それは、川を流れて逝く。サヨナラは永延に。なんとも楽しい高速スクロール。


………………………………


…鉛色の空。銀色の剣にも似た震える電が踊っている美しい空。…なぜだろうか?他のヤツらは皆嫌いなのに、このオレだけが好き好んでいる。…だが、いくらどんよりとしていようとも、視界良好かつ自由自在に動き回ることが可能だ、というのに…。

青い風景。オレ以外がこぞって好きだ。鉛色から青空になると信じて、誰もが祈る。…オレは別に構わない。いくら好きだろうと、別に反対もしないし、不服でも無い。

…嗚呼。もういいんだ。

…いつもいる幻想的な環境。…冷え切った体、何も感じない心、無機質的な蔵、鋼鉄の感触。あまりにも明るすぎる目も眩み尽くすくらいに正体不明の強い光。…そして、鼻につく漆黒色の油が、気体として空間に充満している光景…。

…何と、不思議な夢だろうか。弾丸の線が作り出す攻撃などの一瞬で対象を追い詰め、囲ってしまう上に自分に掌(たなごころ)に入れるかのように弄ぶ攻撃のヤツもよく見る。…変に思うな。俺は誰かを束縛することを好んでいる訳では無い。

…ところで、マオは今どこにいるのだろうか…?




…。




「…そういえば、僕の名前に使われている昴星ってプレアデスのことだっけ…。確か、それは…。」

別に、料理には全く関係ない独り言。いつも料理のことしか考えていないような、そんな僕にとっては、かなり珍しいほうかもしれない。

謎の怖い気配。人が居る。黒い心を持った誰かが。

…。

…ああ、フェイか。なんだ…、いや。

…そのフェイがこっちをにらんでいる。獰猛な鳥類が獲物に標的を定めて、一撃で仕留めようとする視線。その僕を束縛するような、鋭い視線が、今僕に突き刺さっている。冷酷な態度。優しさの無い心持ち。漆黒に浮かび上がる赤い色線(ライン)。まるで、黒い心臓を持つ武器、…そして機械。

…!

…フェイがさっき高速接近してきた。…さらに急接近してくる。…縮地?

…そして一瞬、投げられるかと思ったくらいの間合いになる。

…目と目を合わせる。まるで、あの時にアルカンがやってた感じ。こういう時は、接近して懐に入るのが良いと聞いたけど…。フェイもそんな感じで、こんなことをやっているのかな?

…かと思った。正直な話。…そんなことよりも、ああ!近い、近い!なんか怖い!すごい圧迫感。威厳に満ち満ちている抑圧(プレッシャー)。

…沈黙と凝視が続く。

遠くからの束縛から、近い地点からの凝視へ。近づくな、という拒絶から、離れないでくれ、という哀願へ。

フェイは本当に不思議な存在だ。

フェイに愛という思いがあるのなら、裏側にはいつも愛するモノを殺すことや消尽くすことへの願望が確かに潜んでいるのだろう…。そんなフェイが何故、そんなあまりにも食い違う正反対の思いを持ってしまうのかは、僕にはわからない。

…。ああ。フェイ。君は一体何がしたいんだ…?

…。

「…済まない。最近、目が疲れていてな…もっと、お前をよく見ようと思って…。」

ああー!そういうことか。驚いた。…僕を痛めつけようとか殺そうとかじゃないんだね。良かった。…ところで。フェイ、視力の方は大丈夫かい…?

…後で、君のために気で目を浄化して、視力を回復する方法を探してくるね。…おやすみ。フェイ。

-Retern To Title.2ページへ

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-GRAVEYARD~遠のく空.


…あいつのことを見る。どこまでも虫唾しか走らないヤツ。オレはお前が嫌いで嫌いでしょうが無い。…お前もオレのことが嫌いなんだろう?…お互いさまじゃないか?

………………………………

…。

『守護者』…。その言葉をゆっくりと、静かに思い出す。空気のない宙を泳ぐ感覚。あの後輩に先輩として、オレは何ができるというのだろう。

…悲しいが、色々負ける。改めて、自分の不甲斐無さを感じたくらいだ。…まるで、虫けらのような感触の。

…兎にも角も、あの群を抜いた賢さと高性能さには参った。…『決戦厨具』。…『豹子頭』。…『爆炎厨師』。…それに、『五虎星』というあの梁山泊にとって、それこそ一番であろう、その栄誉を体現する、その名は間違っても虚飾では無い…。

…なんてダメなオレ。

…そう暗い心持ちにとらわれていくのが深まるたびに、オレの体に一つ一つと確実に、傷が深く刻まれていく。刺青とは違う刻印。…刻まれていく死への秒読み(カウントダウン)。

…何故だかわかるだろうか?本当は、オレにつけられた傷は肉体より心の方に、深く強く刻まれている。…心の古傷。精神的苦痛。陰鬱に苛まれる、よそからは見えない上に、わからない人生の苦しみ。

…特に、ヤツには解り得ない。…死んでしまえよ。…お前なんか心から嫌いだ。

…。

…そのようなあいつとの、付き合いからずっと疼いている。その傷が、その苦痛が。

…続くだろう。…続かせたくは無いが!…おそらく、一生を通じて。いつか終わるが、終りの無い期間。終われ、さっさと終われ。きつい。つらい。苦しい。…死にたい!

…孤独の中、空気の無い宙を浮きながら、光に満ちた風景を思う心持ち。…考えるのは止めない。…止めるモノか。…あの光に満ちた風景にいつか帰るんだ。いつか必ず帰る。もし、それが達成できたとしたら、ヤツを若くして潰せたら、その時点で死んでも構わない。…だから。




………………………………



…『守護者』、か。面白おかしく、皮肉的かつ道化師的におどけた暗喩。

…ヤツは何も守れなかった。いや、相手から守ることを拒絶されただけだ。…だが、ヤツは自分すら守れなかった。…だから、早くにして死んだ。身体より心の方が先に、オレよりヤツの方が先に。

…『悪活は好死に如かず』。

…それでも、復活することは無い。蘇りも無い。永遠の悠久に安らぐだけ。…見るがいい、上の空と下の地は、久遠(とこしえ)に何にも変わることは無い。

…一人ぼっちで精神的にも、社会的空間にも宙吊りになる守護者。守ることを拒絶された守護者。…それ故の夭折。悲しむべき散花。そして、その時に『守護者』は『妬みであり復讐の者』になるのかもしれない。自分が愛してやまないモノが自分を愛してくれないが故の、迫害と処刑。

…オレたちの寿命もそう長くないのかもしれない。いや、短いだろう。

…ヤツは。あのリエンは。オレたちに時限式の終焉を運んできた。もう逃れることは出来ない。盛者必衰。生者必滅。

…それらが、『もうすぐ来る』。


-Retern To Title.2ページへ

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-Ugly Heart and Dirty Destiny~美しい因果と醜い人生.

…。

オレは、別に自分を美しいだとか、醜いだとかは、ただ一つも思ったことはない。ただ、気分良く日々を暮らせればいいのさ。自分の中でオレ以外は、別にどうだってもいい。只、それだけだ。

…親切も慈悲も友愛も優しい温かみも要らねぇ。どいつこいつもクズだ。そんな、ダメな社会の掃き溜め共はこの梁山泊以外の場所にも当然いる。…あんたがオレをどう思うと勝手だが、オレは違うね。…違うんだよ。さっさと、納得しろや。

…さて。

…やっとのことで。『年端の行かない青臭いガキ』であるオレは、…晴れて五虎星になることができた。

これも、オレ自身が必死こいて血の滲むにも度が過ぎた感のあるほどに、力を入れた努力の御蔭や。ついに、ワイの実力が認められたんや。あの四十過ぎようが過ぎまいが、鳴かず飛ばずのヤツらを押しのけて此処まできたんや。

…。

『そういいながら、実は媚びへつらいとか根回しとかそういうのに、一番費やしたんでしょ?』とか、たとえ清朝が倒れようともそんなことを言うったらアカン。大体、そんな全うな道を通らなかったらそうなっては無いさかいに。

…せやから、な?

…相変わらず、ウィンクをするのが得意なワイ。…もしかしたら、オレかもしれへん。

…まぁ、当件は『保留』ってことで。

…。あぁ、そうだ。カイユ様の元にでも行こうか。…まだ、カイユ様の元でどうやって五虎星の仕事をすればいいのか、不明やからな。

…行こうか。

…。

…予想通りかついつも通りに、カイユ様は居た。賢者のような貌立ち。愚者みたいに吊り上げられそうな足。…なんて、ひどく面白い存在なんだろうか、カイユ様は。彼の中にいる彼女は、きっと秘儀秘教主義者なんだ。

「…」

沈黙したカイユ様がオレに気が付くことは無く、ただ、安らいで眠りと目覚めのスキマに居座るかのように、書籍を貪り読む。

『お前の心は相当醜いな、ジュチ』
「…えっ。なんですか、カイユ様。何故、いきなり。」

…やがて。そのカイユ様は、その理由として、いきなりもとにかくも、何も無い。というのを挙げた。なんとも、理由以下と言うしかない。

…さて。次の発言。

『ただ私はお前にわかるようにお前の真実を言語にしてみただけだ。真実は真実。それは自明。まごうこと無き現実(リアリティー)。死と同じように恐ろしくもなおも良き知らせ(Gospel)。だが、すべて闇の中。そうだろう?決して、光に照らされることは無い。…だから。今、死よりも恐ろしい真実を告げよう。』

…お前は邪悪だ。神聖を嘲笑うほどの。

…。

それは、オレにとって衝撃的な発言だったが、ある意味とっくの昔に知っていた。カイユ様の言うように、『真実は真実』だからだ。
…悪は悪。善は善。まごうこと無き自明。否定の出来無い自明。…だが、善は悪であり、悪は善。逆さまわりの改なる世界秩序。悪は善であり、善は悪。…もう、どうでもいい。…どうあがこうが、光は届かない。

『カイユ様』、すべては闇の中ですよね。真実も、何一つ確かなモノも無い。そうだろう?

…それでも、彼は黙って本を読む。彼女はどこにいる?…何処にもいない。

…ただ、沈黙だけが存在しているだけ。空しい。

「人生が貧しいのは心が貧しいから、人生が醜いのは心が醜いから。…全ては心が源泉となる。…幸せも豊かさも美しさも麗しさも。」

…確かに沈黙は破られたが、少年にとっては破られていない。

…オレは、一体どうしたものか。と考える。

…目の前が朧げな夢のように見えながら、ぼんやりと。

…嗅覚にしろ味覚にしろ。五感は三割しか働かない。それ以外は意識と心が補う。第八感(エイトセンシズ)に続く、第六感(シックスセンス)と第七感(セブンセンシズ)が。

…そうなれば、ほとんど意識と心が味見をしているようなモノだ…。結局、現実を何も正しく知覚はしていない。ある物事の『正しく知覚しよう』とも『本当の姿を見よう』という努力もしない。

…結局、オレ以外もどうかしているのだろう。…全部、幻想(Phantasm)なのだろうか。…なんと深い泥沼なのだろうか。

…深淵、とても懐かしい場所。…そこは一体どこなのだろう?

『…さて、お前の純朴な性格は誰が作り出したのだろう?その前に、お前本来の性格は?どこにいった?もう、いないのか?』

…。それはもう、ワイですらわからない。


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‐三十路前半男性・職業;梁山泊統領兼黒麟厨師(一人称;僕)~Toward The AWay.


ひらがなで「ぼく」という子(というか『この漫画』の主人公…)はいても、カタカナや漢字で「ボク」や「僕」という一人称を使う男性はそうあまり思い当たらない。大概、「オレ」か「俺」か、「わたし(私)」か「儂(わし)」が多い。
そう、俺だよ俺。

ついでにいうと、意外と我(わたし)は使われていない。

そうだな。たまには変えてみるか。私でも俺でもない、一人称に…。

『私』でも『俺』でもなく、『僕』か…。
フフッ、アイツら、びっくりするなぁ。絶対になぁ。


‐‐‐‐‐‐‐


「綺麗だ。僕の大事な海棠の花…。」
「?」
「あぁ、僕の一番お気に入りで、せっかくの…、海棠の花が台無しじゃないか。シャン。」

…?

「僕は、シャンのこと好きだぞ?」
「えっ…?」
「カイユ様、僕という一人称は…」
「いいじゃないか。僕は僕だよ。」
「30代前半の男が自分のことを僕っていったら、皆ドン引きしますよ。…いわゆる、『それを知らないことは罪なのよ!』ってヤツです。」
「嗚呼、シャン…。僕の愛が足りないようだな…。嗚呼、そうか。僕が今まで愛さなかったのが…。」
「そこだけは、なぜか通常営業。」

ううむぅ…。正直、可愛い。でも、なんか危ない気がする(主にキャラ的な意味で)。
それに、三十路の男が、自分のことを僕っていうのも、なんかね(胸キュンですもの!)…。

「おぉ。そういうシャンは。実は、僕を愛している?もしかして、僕のことを好きなのかい?」
「えぇ…。」
「イヤだなぁ。片思いが僕からでない、なんて。あぁ、やっぱり僕の愛が…」

ちょっと、人間に調教されて腑抜けになった、オスライオンみたいに懐くの止めて(※レオンは関係ありません。一応。)。

…確かに心の保養にはなる。…けど。

…それでも。

「いきなり、一人称が僕とは…。ひどく巫山戯けすぎというモノです。…どうぞ。是非、鏡を。」

…。

「あぁ…。」


寒々しくも、苦々しくも、かつての自分を思い出した。あの恥ずかしい弱虫で、あのクズ(迫真)どもに歯向かえないし、抗えない自分が大ッ嫌いだった少年時代、私は僕という一人称を使っていたのだ…。
…いやぁ、かなり考えたくも無いが。もし、別路線(アザールート)的な感じで、かつての自分が大ッ嫌いだった自分--つまり、子供時代の延長線上に、今現在の大人になった私があったら、どんな感じなのだろう?

…多分、さっきのような感じなのだろう、な。
ふぅ…。あぁ…、すまない。気を練ってもいないのに、身体や頬が紅潮していく。
…ということだ。もう、今現在の私に合わないこと極まりない口上(セリフ)を言うことは、金輪際しないことにする(自制)…。


…その後。

「大変恐縮ですが、あのネタやってください。」
「仕方ないな…。是(よし)!。…『みんな、見ていてくれ!』」




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-THE Ideal Being~理想存在.

嗚呼、五虎星が行く…。望まれることなく、
浮き世から捨てられし彼等彼女等を動かすもの。
それは、散り逝く意志を持つ者の意地に他ならない。

オレ達私たちは、互いに相対する真に逆する性質を兼ね揃えている。…いや、兼ね揃えてしまっている。

…文明人と野蛮人(ROMANIC VANDAL)、究極の虎(TIGER)と至高の龍(SAINT DORAGON)、自我と無我(EGO and EFACCINCING)、中華料理界の頂点であり人間の底辺(BUTTOM IN THE TOP)。

…恐ろしいことに。

全員がそのように、構造上の問題や軋みがあり、それの影響を受け続けているということにかかわらず、理想的な能力(パフォーマンス)をこれまでに、あれまで美味しいように、この上ないくらいに最良に機能し、それでいて、あれからずっとあまり変わらず、その高性能を保っているということだ。

…怖い。…そうだ。梁山泊がなくなっても、『あいつら』は全うな人間じゃないんだ。それじゃない何か。おぞましくて旧い思考回路を持った異形。ただ、人の形をしていること、それだけが幸いである…。

…だけれども、いつかそれも保てなくなる。そもそも、改造やその仕上がりには悲しいことに無理しかなかったのだ。

ある底辺のケースに位置する、とある場合には、もっと早くあの成年になる前どころか、成体になる前に死んでいたはずだ。とにかく、蜻蛉の寿命程度で終わっていた。あまり言いたくは無いが、あの年少の組は、中華料理の基本技法を教わる前に死んでいただろう。
実際、実験と改造に失敗して、そういう運命をたどっていた先輩達もたくさんいるそうだ…。

…そのくらいに、あまりにも無理が在りすぎたのだ。理に適っていない設計と構造。いつか、ガラクタになってしまう運命。それは、生体の人間だとて長くは持たないだろう。

…喩え、幸いにもそのような致命的な軋み(フェイタリティー)を回避できたとしても、その分長く生きてしまったことで、彼等彼女等を『おぞましい脅威』だとおびえ続ける、多くの敵や有象無象の組織は全てを尽くして潰しにかかるだろう。

…『無能でいろ、小さき者であれ。』

…あの最高傑作たちの生き残りは、もう誰も居ないし何も無い。



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-守護者と決戦厨具~Metapher of The Clock.


「…また、来たのか。」

オレよりいろいろとデカい彼に、そういわれたオレは無言で首を縦に振る。…なんだか、とにかくすまない。暇だから来てみただけ、などとは、とても言えないということも、たしかにあるのだし。

「…まぁ。オレは一応、お前にはいろいろ興味があるからな。とりあえず、暇つぶしの相手になってくれ。…ガイセリックよ。」…いい加減、オレの名前を覚えてやってください。オナシャス。いや、お願いします。

「アラリックさん…。」「オレの名前はアルカンなのだが…。」結局、彼の名前をオレも覚えていない。なんとゆうことだ!

「ところで、ガイセリックよ…。」「オレの名前はリエン(李嚴)です…。」そうか、そうだったな。と言った矢先にまた「そうか、ガイセリックよ。」…おい。あんた、いい加減覚えろよ…。はっきりいうが、ふざけるなよ。アラリック…。

「ところで、ガイセリックよ…。」
「…そういえば、確か。御出身地はセシリアでしたよね…。」
「その地は一体何処だ?」
「…。」

…一体、なんだっていうのだ。あまりにもこの、グダグダ過ぎる会話。

「ところで…。アルカン、あなたの名前は、一体漢字でなんと当てるのだったかな…。」
「…個人の自由。」


…え、えっえええええーー????!!!!


………………………………


「…また来たのか。」ふっ…。たしかに、まただ。もう、これで何度目だろうか…。
「来てはいけないという何か規定でもあるのか?」おちゃらけてるな…。意外と…。
「…ああ。無いな。」

…、さてと。今日の話題は。

「そういえば、お前の年は…?」
「訊いてどうする…?」むしろ隠してどうする?若作りばかりの女じゃぁあるまいし…。
「…ただ単に、先輩か後輩かが知りたいだけだ。」…念押しのつもり。
「そうか…、じゃあ…

……カイユと同い年だが。」

…へっ?!!????!!!!!!

「え…。年下…?」
「よう、先輩。」

あいつは何だか楽しそうに、オレの肩を親しみを持ってポンっと叩いた。意外と友好的(フレンドリィ)だった。

…ちっーす(震え声)。


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-Oldhoods' End.


…やがて、戦争が全てを巻き込んでいく。

中華大陸の全民族を、同じように国全体を、長く付き合ってきた属国も、東にある神国をはじめとして隣の国々までも、はるか西の諸国までも。…何と言うことだろう。戦争とは無関係であるはずの地域にある全てさえ。

…さらには。哀しいことに、全世界を全て巻き込んでいく…。

当然、料理や美食に構っている暇はなくなるだろう。だが、それは当然ながら予期できた。回避は出来ないことですらわかっていた。
…来るべき時が来たのだ!

…あの娘。可憐で硬質な金剛石のような軍艦は、まだまだその悲劇の黎明期と先駆に過ぎない…。やがて、必ず世界が戦争に飲まれるだろう。そして、悦楽より悲壮がまかりとおるのだ。

火薬庫として名が通っているバルカン半島が起爆剤になるように。戦闘機や戦車と軍艦が大手を振るって活躍するように。バルチック海戦の奇跡として祝福された勝利のように。中国とわが国の悦ばしい関係が消えていき、代わりの哀しい確執が萌えいずるように。多くの死傷者を出しながら国境の概念を支えていく国家体制のように。

そして、更には。…あの物悲しいミッドウェイのように。あの栄光に悲哀が眠る、スターリングラードのように。

かつて、コへレトはこのように述べた。『賢い者の心は悲しみの家にあり、愚かな者の心は楽しみの家にある。』『かなしみはよろこびに勝る』…と。


…空しい。空しい。全ては、空しい。

…。

…あぁ、知らなかった。こんなにも、人生に悲しみが、満ち満ちているなんて。




<終>


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GAME OVER….



NAME ENTRY….


・後書き。

○中華大陸ガ、マルゴト、ヤッテクル。


みなさん、ちっーす!また、お前か。せや、せやけど。…作者です。

今回は前作『この厨師を見よ~Underchina Restaurant.』をアーケードゲームとした場合の家庭用移植版、という位置付けです。家庭用移植…。それには、常に(惨たらしいベタ移植で無い限り)ヘビーなアーケードゲーマーを唸らせるほどの新要素が付き物。

…当然、それを敢てから、例えに出す今回も…。

新しいエピソード、新しい出番、新しいキャラ瀕死、新しいステマ、新しい萌え、新しいキチ設定、新しい解説(前作+今作)、新しい食玩のオマケ、他有りすぎてむしろアレなくらい詰めに詰め込んだ(DL商法して無いだけマシ的な)感じで『君は全てを手に入れる…!』とドヤ顔付きキャッチコピーが凄い似合う…。

えぇ…?!これは…、移植版と言うより、最早完全版商法と呼ぶべき代物やないかい!!?

いえいえ、どうみても完全版商法です。本当にありがとうございました。

…というわけで、前作のホチャメチャ高い難易度に、ボカスカ(ウォーズの風格)打ちひしがれたお方でも今回は大丈夫です。多分。




○サドの主宮(某同人ゲームの曲名風)。

戦艦:長門の最後が好き過ぎて堪らない。あの史実における、すべてと何もかもが、終戦の退廃的で、おぞましくもうつくしい悲壮感と残酷な伝説と神話とに。…そのように、人間が聖人になるように昇格されているのが、…特に本当に。
ぶっちゃけいうと、本当はエピローグまでに、エンセイ以外の五虎星って皆年齢40歳になる前に死んでいるんです。ダントツで彼等彼女等の最期が一番書きたくて…。全部、悲しくて空しいだけなのですが…。

だが、それがいい。のだけれども。最後の最後に、とんでもないくらい仕方なかったんです。

…結局、自分の都合を優先して書くことにしました。

いつの日か、うpすることになるでしょう。その時、閲覧なされる際は、どうか各自厳密に注意してご閲覧ください。全て自分持ちでお願いします。

…早い話が『嫌なら見るな』です。

どうか各自本当に頼みます…。健闘ヲ祈ル…。




○『とある一つのエピソード』についての、あとがき

筆者、ボクっ娘ならぬ僕っ子好きなんですよ。もう、ライジング(現エイティング)様ところのウェイン兄弟なんてね…。
心から愛する神から、請け賜られた天恵だよ…。見た目おっさん(筆者の従姉曰く)かつ20代後半なのに、一人称:僕…、むむっぅ(悶)。性格もとてもお人形さんみたいで、当時の飛行機パイロットが着ていたおべべ(死語)を身にまとって、変に動物っぽくない、まるで機械みたいな、(真・)中華一番!のキャラクターには全く見られない(シェル「なんだとコラ」)、その西洋哲学・思想的合理性を突き詰めた洗練美…(といいつつ、ただただ必要最低限の設定すら、与えられてないので…)。

多くのシューターやゲーマーから、名作と讃えられる作中で、「ウェイン兄弟の創りし、人生最後の最高傑作」という公式設定がある、『主人公』高性能戦闘爆撃機・ガレッガシリーズの創造者としての、そのカリスマ性と完璧さ…。

まるで、古き良き時代のお人形さんみたい。レトロスペクトラティブ近代。

現代というどの時代よりも低度の文明。伝統と歴史は誰も知らないし、受け継ぐ気も無い。愚劣過ぎるグローバル化が、それを後押しする。先祖の知恵や学問を差し置いて、科学が全てを越えだしたから。辺境と田舎の精神(Marginal conciousness)を無視した中央文明の誇大妄想(Megalomaniac)。

さて、何はともかく。
 …古いものは大事にしなきゃ。とっても貴重だよ。だって、消えていく、そして、埋もれていく一方なんだし…。


Q,『みんな、見ていてくれ!』の元ネタは?
A,どこかの王子様。某オールスターゲーム各作品では、結構ランク上位に位置しているが…。




○前作と近作についてのQ&A。

+この厨師を見よ~Underchina Restaurant.

Q,何故、全体的に中国が舞台なのに、作中において英語の使用頻度がここまで超次元多いんですか?
A,原作準拠に変化を入れようとして、かなりひねっているからです。

Q,○○のキャラが違いすぎる。××はこんなんじゃない!
A,ああ、そうですか。

Q,ラストの後味が悪すぎます。もっと明るいハッピーなのにしてよ。
A,サイキックフォースシリーズにレイシリーズ、斑鳩にアンデフあたりでもやりましょう。名作です。

Q,『旧き~』関係の単語について解説を。
A,ラブクラフト小説群の界隈(ルルイエにセイラム、マーサセッチュのある街にドリームランドなど)を訪ねてみれば、わかるかもしれません。

Q,元ネタや出典元がわからない。特に、単語や描写などにある単語が。
A,そういうときこそ、Google先生に聞いてみよう!

Q,リエンさん×アルカンさん(×リエンさん)が新ジャンルすぎる件ww
A,ショウアン×リエンやカイユ×リエンも、相当な『○○×△△…、あいつとそいつを組み合わせた全く新しいジャンル』だと思いますが。

Q,軍事や兵器ネタなどのミリタリー成分は、どうにかならんのか?
A,中国清代末期と言う時代は明らかに戦争と厭世が本格的にまかり通り始める時代です。同時代には西太后が戦艦(定遠・鎮遠)の整備費他軍事費を大幅な削減をして豪華な庭園を建設したという挿話が伝わっています。

むしろ、原作のそんな史実を無視しすぎていることが不自然なだけです。…そういえばそういうと、作中の時点で既に、明治政府になっているんでしょうか?

Q,内容が全体的に難しくて、よくわからない。
A,拙作小説全体と参考にしたと思われる関連書籍を何度も読むことを推奨します。…そうしないと、理解して楽しめないでしょう。

Q,シューティングゲームに格ゲー、それにジョジョや艦これに東方とか『不純物』が多すぎる!
A,『生物都市』に『バイオの黙示録』は、お読みになられましたか?

Q,イカレてる(確信)。
A,そうですよ、ねぇ。

Q,~改、~Mk-2とか言うネタ(迫真)…。
A,バトルガレッガと蒼穹紅蓮隊からです、はい。

Q,なんで、そんなに19XXや艦これと東方に、アンダーディフィートやバトルガレッガが好きなんですか?
A,人生だからです(最終的結論)。


+この厨師を見よ_附録と補遺~Submariner Awaness,Plus New Orders.


Q,こんなのジュチじゃない(抗議)。
A,ですよねー(自覚有りの構え)。

Q,こんなの~(ry
A,ですよ(ry。

Q,やたら登場人物の性能が向上しているわけですが。
A,続きは……、…こちらへ。

Q,…あなた、硬派厨ですね?
A,アンダーディフィートとバトルガレッガが一番好きなゲームの時点でお察しして、ねぇ。


○裏(料理界以外にも案外いろいろとある)話。

―あーだこーだで表料理界の、それこそ裏以上にDOS黒い噂や事の真相が、裏料理界の名前を借りて語られてそうですよ、ねぇ。結構、あの世界では。結局、そういう構図は現代でも変わらないはず。…ですが。2ちゃ○の内部告発系とかは、意外とそうかもね。

…いろいろと、古代ギリシャの『陶片による追放』ではないですが。

ただ単純に、裏料理界=ミスター名無しっ子ってなっているだけかも。名指しを100%回避しなきゃならないから敢て使ってみてる、って感じで。…いずれにしろ、裏料理界の人たちからしたら、迷惑千万な話ですよねぇーww.


―作中人物が軒並み零戦と同等に高性能である理由。

昔に、『アルカンさん=無学無教養の野蛮人(意外)』という設定が前提の作品を見たことが有りますが…。アレは、むしろありえないでしょう。彼は作中において、長江での闘いにおいて、自らのセリフを中国古典である孟子の一文から引用しています。…だけども、ミラとジュチはどうなのか?といわれると…。それに、エンセイはそもそも謎が多いので…。…にゃ、なきゅー。

一般的に、料理の腕や厨師としての実力他と違い、彼等彼女等……カイユ様以外の知能は、普通にかなり低く見られているでしょうが、筆者的には、彼等彼女等の台詞回しや自力で考え出した作戦他いろいろから考証し、そして、決定打的に超五感を制御した上で、活用しているのを踏まえて。

…そういう考証の独断と偏見しかない答えを出して決まったのは、彼等彼女等は仮にも裏料理界のトップで、(一部曲がりなりにも)ちゃんと威厳をたもってカリスマ厨師として君臨しているのだから。…当然、カイユ様に継ぐ豊富な教養力と凄まじい高知能を持つ、という設定にしました。あと、それに並べるのはゴヨウくらいでしょう。…はたまた、自分勝手な見解!

…ただ単純に『作中描写ではなく、作中設定を準拠としている』といえば良いのでしょうか?

…確かに、原作描写からは料理以外のスキルがどうだとかはあまり問われない。よって、エンセイ他がどの程度の知性を持っているのか?ということは以前として不明だし、カイユ様の博学な頭脳明晰設定が生かされていない。

そこが疎ましく、同じく忌まわしくも原作からかけ離れた、かなり気にかけなればならない不純物の混じったところなんでしょうが、…仕方ないですね!それに、資料探しても見つからないのです!

総評:作者はミリタリー好き。




―水滸伝とラブクラフト作品群の関係。

本当に素晴らしい神話です。…筆者は、この神話を心から愛しています。
そういえば、将来の夢:妖怪(東方Projectにおける旧支配者的な存在)だった時期が私にもありました…。

多くの人々に信仰される神々はもちろんのことですが、個人的には、アザ=トース様とヨグ=ソトース様を。

人間、とくに女性から見ると、生理的嫌悪を感じさせる異形の姿をした彼等彼女等を主人公の物語として扱うため、題材やモチーフとしての降臨は、やはり特にエロゲやギャルゲなどの男性向け作品に多いですが、聖闘士星矢の海皇と冥王勢関連や魔界水滸伝に東方Projectなどの女性人気の高い作品(※最後のヤツだけは違うじゃねーか、って突っ込みは認める)でも、とても存在を豊かに降臨しています。

お気づきかもしれませんが、それは(真・)中華一番!の作中でもしかと使われています。

それは、水滸伝と関係がある裏料理界の方々に、すごく多めにそして、色豊かに散見されます。

…異形の刺青、おぞましい精神構造。それは北方の民族や儒教の側から見れば、SAN値がかなりの下がり方をするくらいの恐怖と生理的嫌悪のかたまり。クスクスクスクス…、嫌味な笑い声。…そして、気味悪い呻き声。

人種差別主義的な白人のように、彼等彼女等には相当こんな風に歪んで見える。…本当に得体の知れない、未知への恐怖。それに、北方の人はジメジメした空気を嫌う。同様に、暗い太陽の当たらない場所も。多神教もあまり馴染みが無い。理由を問わず、刺青を入れるなんて以っての他。

…こわい、怖い、恐い。

その精神は、御大の小説にもちゃんと受け継がれて、今現在、本人の予想をはるかに超えて、多くの日本人に超次元大人気になっている。ちなみに、御大は人種差別主義者で、黒人や黄色人種が大の苦手で嫌いだったらしい…。

……ところで、江戸時代には、オシャレとしての刺青が流行り、戦国時代に宣教や貿易目的などで来た西洋人たちの時代から、あまりにもおぞましい精神構造をしていることが度々日本人論に題材として上がりますが…。

…さて。




―旧きモノどもへの濡れ衣。

…。なんだか、こいつ様の感覚とは違うのか、皆様の中では『梁山泊=精神的異形共の棲む旧き地』だということになっていますが、本当は『だいたいちがう』んですね。…まず、そう言い表す人々の視点が歪だし、色眼鏡にも程がありすぎるフィルターが相当永き年月にわたり、掛かっていますから。本当は『(ある人々から見た)』を梁山泊の前につけるべきなのでして。

…、それで。歴史上で中国大陸を生きてきた人々は、特に自分達の一族に関係のある王朝が支配していた頃の…、異民族や自分達の王朝に属さない民族を心から虐げていました。

(真・)中華一番!作中で言うなら、満民族以外がそれに該当します。…では、彼等彼女ら以外の王朝に属さない諸々民族は?…反逆や国家再建の機会を常々窺っていました。それが出来ないと、次はまた相手方と同じような差別を始めます。

そう考えると、中華大陸が常に戦乱と国家存亡が存在し続けた理由がわかりますよね。…イエス。中国は今尚、『分割する気力がいつも無いから、いつまでも統治できていない』状態にある…。……いいや、これは本当ですよ?…逃げないでください!

…さて。その理由から、『そういう人』たちが、『梁山泊と言う異民族のカスやゴミがよってたかって作り上げた組織』なんてのは、どこまでもそう見えるんです。良例として一つあげてみると、ある漢民族の一人にとって、蒙古人のことを元の時代に始まるネガティブな感情が、いまだにあるでしょう。

…流石、中国4000年の歴史ですね。

中国の人は、歴史書や古典を世界一と言って良いくらい、後の世に残すほど歴史を重んじる反面、そういうことは簡単には水に流してはくれないのです。

…、って書きましたが、実は梁山泊の典拠となった水滸伝の時点で既にそうなんですよ、ねぇ。

確かに、宋江様は漢民族出身でいらっしゃいましたが…。他は、宋王朝から虐げられた人々ばっかりなので、やはり、このお方は本当に、イエス・キリスト的な一面を持っておられます。

だけれども、中国人は中国の文化に根ざしているので、『非暴力』ではないのです。『不服従』ではあっても。元々、水滸伝が中国の歴史で、今も燦然と輝いている『最高傑作の武侠小説』と言うこともあるでしょう。日本では江戸時代に最も人気となりましたが、その後は三国志と西遊記に地位を奪われました。

…だけれども、本家においては依然として全くの変わりが無く、本当に大人気です。

…さて。

元来の意味において、救世主は英雄であり、戦争を厭わないので『暴力的』ですが、イエス・キリストは違ったからこそ、人々の失意と憤慨を買い、磔刑に処せられたのです。

ナザレのイエス、即ちキリストは、生前に相当パリサイ派やサドカイ派に相当敵視されて、何度も殺されかけました。つまり、自分達にとって都合の悪いことばかりする小僧だったわけです。だから、濡れ衣を着せた。…それが『INRI』。

…とても、難しい話でわからないことばかりでしょうが、とりあえず『都合が悪い存在は悉く抹消される。』ということです。…実に、ただ単純にそれだけ。




―黒麒麟と坂本龍馬。


裏料理界の黒麒麟は、本当のところ作者様の、尊敬してやまない人物:坂本龍馬と深い関係があります。…そこで、参考URLをどうぞ。…ちなみに、暗殺事件のは影武者で、本当の龍馬はまだ生きていて海外へと逃亡した、との説があるそうですが…?


参考:

http://www.daimatsusuisan.com/nikki/cat3/post_294.html
http://jack8.at.webry.info/201402/article_1.html




―各々の設定理念。


+キャラクターのパッケージ化について『ぼっち茶会』を開こうよの会。

※早い話が自作自演スタイルの語りです。

・カイユ様のこと。

―原作の通りに、本当に博識かつ知識人という設定ですね。

原作の時点でそうですモノ、ねぇ。最大限にカイユ様の高性能・高機動・高馬力な三拍子そろったカリスマ厨師らしさを出したくて。
…えぇ、さて。…こういう例えを出すのもシャクってヤツですが、どの道カイユ様にしろエンセイにしろ、大和型戦艦二隻みたいなモノでしょう。燃料(話の数)が足りない為に出し惜しみされ、やっと満足に運用し(活躍させ)ようとなったらもう終戦(エンディング)で、さらに米軍戦闘爆撃機1000機あまりによるピンポイントリンチのような、それこそ疾風怒濤としかいいようがない主人公側の活躍や寝返りによって。嗚呼…。最後の最後まで、二人(※エンカイじゃないよ)とも作中最高峰の、確実に凄まじい実力を一切発揮することなく撃沈していく…。…という。

そういえば、あの艦これは、史実であまり活躍できなかった可哀相な軍艦を活躍させたい!という思いもあって、そういう愛や畏敬の念を込めて運営と製作をしていると聞きました。…ということで、大体そんな感じ。(真・)中華一番日和ぃー!なところもあります。

…だからこそ、エンセイ様の活躍はF-ブラッカー的になったんです。


・汚らしいオッサン(エンセイ)のこと

―梁山泊の原典である水滸伝からの、燕青ネタが凄まじくスレにスレまくっていました…。

…あ、あれは相当作品自体以外のジャンルも、同じように興味があって、好きじゃないと厳しいにもほどがあるな、と思いましたけど…。まぁ、大丈夫でしょう。そこまで、読者層の視野は狭くない、だろうから。多分。タブンネー。タブンネー(大事なことなので二回言いましたけど)。

それにしても、何故か元では、色白華奢の美青年だったのが、どうしたらあんなに汚らしいオッサンに、なるんでしょうね(爆笑)。

―それと、汚らしいオッサン(迫真)ネタも全く同じように…。

あれはいろいろと、仕方が無い(事実)。

―主人公の父親であることを仄めかす(茶化す?)ことを発言していましたが。

主に2chとふたばで、それこそまことしやかに囁かれている推測を、ほぼ丸ごと全部な感じで、何の排除要素も無く採用したまでなんで特に深い意味は、ねぇ…?

―結局、原作を読んでも何も判らずじまいなんですね。

…決して、流石ではないですが。各所で『エンセイは打ち切り最大の被害者』といわれるだけはあります。確かにすぎてむしろ、つらい(迫真)。


・アルカンさんのこと


―HENTAIロリコンおじさん系ネタを考えていたようですが、…それでも正直酷すぎます。

…すいません、本当に。でも、萌えるんですよね。かわいいすぎるのだし。…今度から、それを基に一つは書いていい?

―リコの服装はアルカンの趣味とか言うのも、ネタの予定としてあったとか…。

それも、上記に倣う(笑)。…それで、今度からそれを基(ry

―それでは、彼女(リコ)との関係は?

結論:リア充爆発しろ、…以上で。

―ところで。パイ仙女との関係とか大丈夫ですか?

何が(逆質問)…?

―そして、いきなりアラリックのモチーフを(無理矢理?)結びつけた理由とは一体…?

…いろいろ共通点があって、さらにリコちゃんとスティリコのこともある、ので自然とそうなってしまいました。…すみません。
ブリとハマチ→青魚、戦闘機に可変できる人型ロボット→仏教系の甲冑、溺死→決戦が終わっていく部分、赤が基調のカラー→火工を最も得手とする要素、とかが。

―それに原作と違って結構情けないですよね。彼。

なんか建前のような気がしたんですよ。あの剛直で堅実な古代インド系武将のような振る舞いは。

大体、あんな態度を24時間365日続けられるなんて、それこそKA☆RO☆U☆SHIしますよ。

…みゃー。あとは、『あのシーン』で見せた反応もあるし、あの人って意外と生意気でしなやかなところもあるんだろうな、と。

…そこ以外の部分でも、基本的にいろいろとご了承を(お願いします)。

・ミラ姐のこと。

―実はシェル×ミラではなくレオン×ミラの方が先だった、的なネタは一体…?

ただ単に面白いからやっているだけです。カプで荒れる人がこれで荒れてしまったら、本当に申し訳ない。

でも、作者本人が率先してそれを狙っている気がします。シャンとかくっつける気があるなら、一応見掛け倒しとしてのポーズでも、くっつけとけばよかっただけの話ですから。って、作者ェ…(レオンは犠牲になったのだ…)。

―それだとああいうのは、どちらも当て馬になってしまいます…。

それが恋愛ってモノ、だろ(非リア充が吐き捨て)。


・ジュチ(やん)のこと。

―大元の原作でも木製の菜箸で、銀の箸でない時がありますが。

基本的に、銀の菜箸は毒見用なんですよ。わが国の場合、世界的に見ても大変稀で、とてつもなく珍しいことですが、歴史的に見てもそれらを一切使用しなかったという特別な例外があります。

さて、昔から世界各地の王侯貴族は、毒殺を防止するために銀食器を愛用していた、という歴史がちゃんと公式でも反映されている、というわけです。ちなみに、一部の儒教圏では特に多用されていたようです。

…、もしかしたら、カイユ様の毒膳料理と深い関係性があるのかもしれません、ねぇ。

・マオ兄のこと。

―主人公(唖然)…。

『良い子ちゃん主人公ほど、つまらないモノは無い』と言った荒木神は、本当に偉大だと思います。

・フェイのこと。

―バトルガレッガに登場する『あの子』のイメージを借りているとのことですが。

カラーリングが似ているから、ねぇ。あと、ポジションも。

―パイ仙女と裏料理界関係の設定について、いろいろ補完しているそうですが…?

そういうのを、そんなに気にしなくていいです。どうせ妄想(しかも、たかだかのヤツ)ですし。

・シェル君のこと。

―イメージのモチーフ元は、やはりカルベルトワーゲン(君)

…そうですね。BGMの調子もよく似ていますので。あと旧式っぽいところと知力値のあたりが。

―性格明るいですね。

ワーゲン君も明るいです(希望的観測)。

・レオンのこと。

―キリスト教のイメージが入っていますね。

~というより、ロシア系です、ねぇ。ヌーイ(信頼できる駆逐艦の構え)。そういえば、レオンという名前の歴代教皇様や王侯貴族は多いですね。

―性格暗いですね。

そうですね(何も否まずうなずく)。

・西太后のこと。

―時代設定を1880~1890年代にすべきでは?、との意見がありましたけど。

あぁ~。あれ、ねぇ。あれはただ、原作での西太后を40過ぎのBBAだと思いたくない、だけなので。そういえば、彼女の生年は西暦1835年らしいですね。あと、エピローグでの高速戦艦(※帝国海軍以外の国では巡洋戦艦と称する):金剛関連についてのことがあるので。

…文字数の関係で、あとがきはここまで。